4月のアタマにクラウドファンディングで「応援購入」した、CIOのUSB PD対応ACアダプター・NovaPort TRIO II。このたび、ようやく開発完了となり、現在は量産に入っているようです。クラウドファンディングである以上、開発に失敗する可能性だってあるわけですが、ともかく、CIOのアナウンスによると、ほぼ想定通りのモノが出来上がったようで、ホッとしています。発送は早期注文者から順次行われるようです。我が家にも到着するのを待ちましょう。
4月下旬以降、金型の再調整からテスト生産…という時期が続きましたが、理由としては筐体表面の「シボ加工の調整」という説明になっていました。プラスチック製の筐体の表面に意図的に凹凸の模様を付けるために、金型の側を加工しているわけですが、我が家にあるSMARTCOBY Pro SLIMを始め、既に同社では採用例がいくつもある加工です。
シボ加工は、高級カメラなどでも結構見かける仕上げで(もともとは金属や皮革で行われていた)、見た目に高級感が出るほか、滑り止めになったり、傷が目立ちにくかったり、今回のような樹脂成形なら塗装が不要になるのでコストダウンになったり…と、ウマく行けば結構利点がある手法です。シボ加工には慣れているはずなのに、どうしたのだろう?と不思議でしたが、確かに金型の加工としては結構面倒そうで、製品ごとに個別の調整があったりして、意外に歩留まりを上げるのが難しいのかも知れませんね。
実は、先日ダイソーでちょっと気になる商品を見つけて買ってあるのですが、NovaPort TRIO IIが届かないと性能が確認できないので、封も開けずに待っているところです。最大100 Wの電力供給ができる、eMarker内蔵(=5 A対応)を謳っている1 mのUSB Type-Cケーブルが、なんとたったの330 円(10 %税込)。コレは、気になります。
さすがにこれだけスペックを明確に記載していて、ちゃんと動作しないとは考えにくいのですが、HDMIケーブルがウマく行った一方で、USB PDのケーブルはすぐに壊れちゃったり…と、ダイソー製品についてどう評価すれば良いのかは、ちょっと迷うところです。まあ、またやってみますか。
ただ、考えてみると、電力供給を受ける側も単独で60 W以上を安定して使ってくれるモノは持っていません。どうやって動作確認すれば良いのだろうか…わざわざそのためだけに専用の機器を買うのも、もったいないしなぁ。
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