今年の立秋は8月7日でした。立秋になる前の約18日間(2024年は7月19日からでした)は「夏の土用」と呼ばれます。「丑の日にウナギを食べる」ばかりが有名になってしまいましたが、本来土用は「土の神様を怒らせないように、土いじりは遠慮しましょう」という時期で、四季に合わせて年に4度巡ってきます。
そういえば、今年も土用の丑の日にウナギは食べなかったなぁ…2日もあったのに。まあ、本来はウナギの旬は脂肪を体に蓄える秋から冬だそうですね。夏場はウナギも夏バテして痩せてしまうようです。養殖ものだと、それこそ夏の土用の丑の日に向けて育てられるので、また事情が違うようですが。
…というのは完全に余談ですが、土用前にがんばってキレイにした我が家の庭も、もとの荒れ果てた状態に戻ってしまいました。さすがに3週間も放りっぱなしにされては、こうなるのも仕方ないのですが…。
単にものぐさでサボったわけでもないのですが、あらためて片付けていかなくてはなりません。暦の上では秋になりました…とはいえ、相変わらずの猛暑で日中は屋外の仕事は危険です。早朝や夕方を狙って、少しずつ草取りの作業を進めています。なかなか進まないのですが、ゆっくりとでも行くしかありません。
上の写真の中には、土用前に花壇に植えた花の苗たちのその後が写っています。娘たちが作った苗はすくすくと元気に育ってくれたのですが、後から買い足したジニアは半分が枯れてしまいました。
植え方が悪かったのかなぁ…それとも暑さがあまりにも過酷だったのか、土の中に何か悪さをするヤツがいたのか。本来は夏場には強い花のはずなので、何とも釈然としませんが、とにかく残念でした。空いてしまった部分には、また何かしら植えるものを考えたいところですね。
モッコウバラも、ちょっと放っておくとタイヘンな状況になってしまう庭木です。西側の倉庫の裏に植えたモッコウバラからは、大量のシュートが伸びてきて、まさに荒れ放題を画に描いた状態になっていました。
家の中だけなら仕方ないとしても、外に飛び出しているのは大問題。というわけで、ちょうど枯れていた水路に脚立を立てて、外から剪定しました。とりあえずこれでひと段落。でもまたすぐに伸びてくるんだろうなぁ…。
伸びてくるといえば、いつの間にか庭に生えていたクワの木。ひと夏はそのまま伸ばしてみて様子を見よう…ということにしていました。背丈は3m以上にまで大きくなりましたが、カッコいい樹形に整えるのはとても難しそうです。やっぱり、伐ることにしましょう。
あとは、シマトネリコもこの時期どんどん伸びる木です。そろそろ、またバッサリと剪定しておいた方がいいのですが、今年はちょっと切りにくいなぁ…と思っているところです。
というのも、以前からこの木の上に載っていた鳥の巣に、今は住んでるヤツがいるんです。どうやらハトのようなのですが、そういえば最近は我が家の屋根にたむろしていたハトたちをあまり見かけません。今年の夏はあの屋根では暑すぎて、とても暮らしていけなくなったのかも知れませんね。
私が写真を撮りに行っても、逃げ出したりせずにそのまま座っています。おそらく卵を温めている最中ではないかな、と思います。そうなると、コイツは当分の間は子育てで居座ることになるのでしょうか。流石にそれを追い出してしまうのも忍びなく…次回の剪定は、ちょっと大変なことになりそうです。
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