母屋の西側に生えているシマトネリコは、ついに薪小屋新1号館のキャットウォークの床の高さを越えました。来年の夏には、もう日除けとしての役割を期待しても良さそうですね。ホントに、成長の早い木です。
その「シマトネリコ2号」の幹を見ると、何やら緑色の物体がたくさん張り付いているのに気付きます。遠目に見ると葉っぱのようにも見えるわけですが、近寄ってみると六角形の甲羅から6本の足が…。これはどう見てもカメムシですね。
これはシマトネリコの樹液を吸いに集まっているのだそうです。カメムシはシマトネリコがお気に入りのようで、我が家では他の大きくなった庭木には全然付いていません。シマトネリコの樹液は甲虫類に人気なのだそうで、カブトムシなども寄ってくることがあるそうですね。
表のシマトネリコ1号の幹にも、大量のカメムシが付いています。薬剤で駆除することはできるようですが、さすがにこれで木が枯れてしまうことはまずないだろうと思い、とりあえずは放ってあります。ちょっかいを出さなければ、あの臭いを発することもないはずですしね。
ここに住み始めてもう10年以上になりますが、こんなにたくさんのカメムシがいるのは今年が初めてのような気がします。どうも我が家に限った話ではなく、今年はそこら中でカメムシが大発生しているそうですね。それなら、仕方ないか。
ある晩、離れで仕事をしていた妻から「外から窓をコンコン叩く音がする」と言われて様子を見に行きました。彼女からすれば気味が悪くて仕事にならないわけですが、外に私が見に行っても何も見当たらず、「何だろうねぇ」と首を傾げて戻ってきました。
心霊現象とは思いたくありませんし、何か原因がないか考えていたのですが、これだけたくさんのカメムシがいれば、窓にぶつかって音を立てているのかも知れません。夜なら窓から見える光に寄っていくはずですからね。
あとは現場を押さえれば確実なのですが、さすがに外で見張っているのはちょっと寂しいなぁ…どうしたものか。
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