2024年最後の日曜日です。SSK Worldでは、この日は例年その年を振り返ってまとめてみたいな…と思っているのですが、今週はとてもそんなことに頭を使える余裕がありませんでした。
今年は、年末の曜日の巡り合わせから、多くの方々が27日で仕事納めではなかったかと思います。私がおカネをいただいている職場でもそうだったのですが、何故か前日の26日に職場の大掃除が行われ、フロアや更衣室、クルマなどを一生懸命掃除することになりました。27日に休みを取って遠出したい人たちのために考えてくれたのでしょうか?…そんな気遣いがあるとも思えませんが。
掃除のせいだとは思わないのですが、その後あたりから、何となくアタマがぼーっとする感じがありました。ちょっと疲れたのかな?と思いつつ、掃除のために掛けたマスクは念のため外さずに仕事を続け、最後はほぼ定時に仕事を畳み、「また明日」と帰宅の途につきました。
ところが、駅まで歩いて、電車に乗って、家まで歩いて…という間に、カラダがどんどん重くなってきます。それでも何とか自力で帰宅して、体温を測ってみたら39度3分。明らかに平熱ではありません。
まず心配しなくてはならないのは、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症で家族に感染させてしまうこと。すぐに2階のロフトの隅の自分のベッドあたりに籠もる「家庭内隔離」として、夕食もここで食べました。まずは診断を受けなくてはなりませんが、こんな時間では病院は夜間救急に行くしかありませんし、そもそも発熱から時間が経っていないと判定できないことがある…という事例も見ていますから、日を改めた方がよいだろうと思い、その日は熱冷ましと氷枕で何とかやり過ごしました。
翌日は仕事は休み、かかりつけのクリニックで診ていただきました。いつもはココには徒歩で通っているんですが、電話で「昨夜から熱があるんですが」と説明したら、「受付したらクルマで待っていただきます」と言われてしまったので、しかたなくクルマに乗って行きました。問診票の記載と会計以外は基本的にクルマの中。運転席に座ったまま、綿棒を鼻にツッコまれて抗体検査の検体を採取されます。
検査結果は「インフルエンザA型陽性」。もちろん一大事なのですが、それでも想定していたモノの中ではいちばん対処しやすい結果で、実のところホッとしました。巷では「新型コロナとのダブル感染」なんて話も聞きますし、もっと怖いのは「原因がわかりません」ですよね。年末年始で病院もみんな休みになるというのに。
高熱が出ているということで、先生は「今はイイ薬があるから」とインフルエンザ治療薬を出してくれました。インフルエンザ治療薬といえば、7年前にインフルエンザにかかったときには、イナビルという薬を出していただいています。1回服用するだけで、ウイルスが体内で増えるのを妨げ、数日でウイルスが体内からいなくなり、症状が治まっていくのだそうです。ただ、粉末を直接気管支に吸入するという独特すぎる服用方法には、戸惑った記憶が強いです。熱が下がってくるのには3~4日かかりました。
今回処方していただいたゾフルーザは、小さな錠剤2錠。これも1回服用するだけで、イナビルとは異なる方法でインフルエンザウイルスの増殖を抑え、半数の人は24時間で体内にインフルエンザウイルスがいなくなるのだそうです。効果の早さは個人差もあるのでともかくとして、普通に水で錠剤を飲めるのは非常に楽ですね。早速27日の昼食後に飲みました。
ただ、イナビルもそうでしたが、発熱、頭痛、咳や鼻水、筋肉痛や関節痛を即時取り除いてくれるわけではないので、別の薬を併用しない限りは、発熱を始めとした症状は続くことになります。咳止めや頓服薬の熱冷ましは飲みましたが、最初は体温が「クスリが効いている間だけ38度に下がった」という状態。それでも、28日の晩には36度台まで降りてきて、残る症状は喉の違和感くらいになってきました。1日でこの効果。ゾフルーザ、確かにスゴい薬です。
ただ、2日間寝ていただけなのに、こんなにカラダが消耗するものか?というくらい疲れ切った感覚はあります。今日の午後になって、ようやくベッドから起き出して少し動く気が出てきました。カラダに劇的な作用を及ぼす薬ですから、当然カラダ自身にも相応の負荷はかかっているのでしょうね。
学校保健安全法第19条によると、インフルエンザに罹患した場合、出席停止期間が「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで」と定められています。私は学校に通っているわけではありませんが、ウイルスを巷にばら撒かないためにも、コレに準じた行動制限は守るべきだろうな…と思います。
私の場合は、このまま行けば12月31日まで休めば良いことになります。初詣には行かせてもらえそうですね。ともかく、良い年越しは迎えたいものです。
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