つい先日までつらつらと経緯を書き連ねてきましたが、先日、ワタシの次期メイン端末としてGoogle Pixel 8が届きました。既に19日の記事あたりから、しれっと写真には入っていたんですが、あれだけ露骨に匂わせるのは、さすがにちょっと品がなかったかもなぁ(汗)。
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…というのはともかく、届いたパッケージは真っ白な紙の箱。蓋の上面には、カラフルなGoogleの「G」マークのおなじみのアイコンと、Pixel 8本体の写真画像が印刷されています。側面にはアイコン以外には「Google」「Pixel 8」の文字や、管理用のバーコードなど。どこをとってもGoogleらしさが伝わってくる、シンプルながら気合いの感じられるデザインです。
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箱を開けると、本体が背面を上に向けた状態で収まっています。グレー単色の「G」マークと、Pixelシリーズのアイデンティティーと言って良い「カメラバー」が目に入ってきます。蓋の側に、そのカメラバーを逃がして支えるための段差が作ってあるのは芸が細かいですね。これは厚紙が内側から貼り付けてあるだけで、中には何も入っていません。
本体色は4色ある中でグレー系の「Hazel」を選びました。単なる灰色ではなく、緑がかったような独特の雰囲気のある色合いです。このところスマホはブラック系の色が多かったので、このあたりでちょっと変えてみたかったんですよね。とはいえ、MintやRoseで勝負するところまではイケませんでしたが。
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箱に入っているのはPixel 8の本体の他には、両端Type-CのUSB 2.0ケーブル、Type-Aケーブル→Type-Cの変換コネクター。あとは安全上の注意書き、FeliCaのタッチ場所とWebマニュアルへのリンクだけが記載された超簡易マニュアルに、SIMトレイ取り出し用のピンとなります。最低限必要なものだけが入っている…という印象です。
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AQUOS sense7(高さ 約152 mm、幅 約70 mm、厚さ 約8.0 mm)と並べてみると、Pixel 8の大きさはほぼ同じ(高さ 150.5 mm、幅 70.8 mm、厚さ 8.9 mm)です。ただ、Pixel 8はAQUOS sense7と比べると画面の縁の黒い部分が細く、太さも均一なので、画面サイズとしては6.2 型(AQUOS sense7は6.1 型)とわずかに大きくなっています。標準ランチャーの仕様差も相まって、かなりアイコンが見やすくなりました。
同じ壁紙を貼ってみたのに、画面の色合いがずいぶん違うのに気付きます。どちらもOLEDのディスプレイで、Pixel 8の方がより明るいディスプレイを採用しているのですが、それよりもGoogle、SHARPがそれぞれどんな色をヨシとしているかの考え方の差が出ているのではないかと思います。色合いの設定も、それぞれ変えられますしね。
そして、大きく違うのが重量。158 gのAQUOS sense7と比べると、187 gのPixel 8には明らかにずっしりとした重みがあります。これは、筐体がアルミ製のAQUOS sense7に対して、Pixel 8では背面側がガラスで覆われる仕様になっている影響が大きいでしょう。もっとも、この仕様はPixel 8だけにある「ある機能」のためのものでもあるのですが…絶対、後でネタにしようと思います。
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先にも触れた、Pixelシリーズのデザイン上の特徴になっているのがカメラバー。側面のアルミフレームと一体化されていて、背面のガラス板からは約3 mm出っ張っています。Pixel 8の筐体は、デビュー当時に店頭でも見ていたはずなのですが、改めて手に取ってみると、思っていた以上に段差が大きく目立ちます。
この段差のせいで、テーブルの上などに置くと接地するのはカメラバーの下端と本体下端のわずかな部分だけになり、非常に接地面積が小さくなります。しかも触れているのはアルミとガラス…ということで、少しでも傾いていれば簡単に滑って動き始めます。互いに傷が付きにくいメリットもあるのですが、実用面ではちょっと困る場面がありそうです。
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対策としては、ケースを装着するのが効果的ですね。カメラバーの段差が解消できるだけではなく、カメラ周りを保護することができます。今回は、手帳型ケースとしてAQUOS sense7にも装着していた天然木と本革のハイブリッドケース・LOOF Natureをリピート買いしました。ただし、樹種は桜(Cherry)から胡桃(Walnut)に変更しています。ケースのサイズも、両者全く同じです。
カメラのレンズ周り以外は完全に覆っているAQUOS sense7に対して、Pixel 8用ケースの背面はカメラバー部分全体を見せる感じになっています。Pixel用のケースの多くがこういう設計になっていて、Pixelのデザインを生かす意味ではイイ感じなのですが、カメラバーの金属部分は保護できていないわけで、そこをどう考えるかで評価が分かれそうです。
これまたAQUOS sense7のときと同様に、アウトドア向けの耐衝撃ケースについてもオーダーしています。こちらについてもまた紹介しようと思っています。こちらのケースでは、ちょっとDIY的に試してみたいこともありますし…何だかワクワクしています。
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