自宅のインターネット固定回線をフレッツ光+OCNからIIJmioひかりへ切り替える工事は、2月15日に決まりました。とはいえ、自宅で何か工事が必要なわけではありません。まずは、PPPoEで接続できるように、IIJmioひかりが我が家のユーザーID等を登録するくらいでしょうか。
IPoE接続の設定については、現在設定されているOCNへの接続から、IIJmioへの接続に切り替える形になります。5日の電話コンサルティングでは、「今使っているOCNさんのIPoE接続が解約されたら、こちらの設定を進めます」と説明がありました。そうなると、切り替え前にOCNの固定回線分の契約は解約しておかなくてはなりません。早速OCNのWebサイトから手続きしておきました。
OCNでは、解約手続きをした場合、実際に解約となるのは月末になり、月内はサービスが使えるのだそうです(その代わり解約月の料金が日割りされることはない)。とはいえ、NTT西日本から転用承諾番号を払い出して解約→転用の手続きをしているわけですから、光回線が切り替わったタイミングで強制解約になるのだろう…と思っていました。
16日に、IIJmioから「IIJmioひかり 回線開通のお知らせ」というメールが届きました。あとは、IPoE接続の設定が済んだ旨のメールが届いたら、ルーター側の設定をOCNバーチャルコネクトからTransixに切り替えるだけで設定は終了…ということになります。一度はインターネット接続が切れることになりますが、メールの案内を待って切り替え作業を行うつもりでした。
ところが、何日経っても連絡は無し。しかも、OCNのIPoE接続が解約されれば、OCNバーチャルコネクトを前提に設定してある我が家のルーター・RT-AX59Uからはインターネットにつなげられなくなるはずなのに、通信はずっとつながったままになっていました。
平日は忙しくてそれどころではなかったので、土曜日・22日にIIJmioのサポートに連絡を取ってみました。最初はAIチャットが対応しますが、状況が特殊だとわかると、人間のオペレーターとのチャットに移行されます。オペレーターさんからは「社内で状況を確認して電話かメールで連絡する」との回答があったので、確実に受け取って内容を確認できるメールでの返信をお願いしました。
返信があったのは週明け(といっても振替休日ですが)の24日。OCNの設定が解約されていないため、IIJmioでは設定できない旨のエラーが出ていた、とのことでした。OCNに動いてもらわなくては始まらないので、今度はOCNのサポートに連絡を取ります。
OCNのサポートサイトにもAIチャットがありますが、こちらは有人チャットへの対応はなく、電話での問い合わせに移行します。状況を説明したところ、テクニカルサポートに電話を転送されたのですが、忙しいのか担当の方になかなかつながらず、結局その日の営業時間が終了。結局、翌日に電話をいただけることになりました。
翌日の夕方にかかってきた電話で事情を説明すると、「本来ならIPoEは即時解約できるのですが、既にお客様は本契約を解約済なので、月末に自然に契約が切れるのを待つしかありません」とのこと。それでも、一応、IPoE解約の指示は改めて出していただける旨回答をいただきました。この時点で2月26日、月末まではあと2日。まあ、待てば良いか…という気分でした。
ところが、翌27日に私がおカネをいただく仕事に出勤すると、妻から「家のWi-Fiがつながらない」とLINEで苦情が入りました。「思ったよりも早いなぁ」と思いつつ、妻にはその日はモバイル回線でやり過ごしてもらうよう頼み、帰宅してから状況を確認しました。
自宅に帰って、Pixel 8からASUSルーターアプリを起動すると管理画面は正常に表示されました。つながっていないのは家庭内LANではなくインターネット側ということになります。WAN側の接続設定を見ると、IPアドレスが割り当てられていない状態で、OCNのIPoE接続が解除された…と見て間違いなさそうでした。
試しにWAN接続方法を「PPPoE」に切り替えて、IIJmioから先に郵送で届いていたアクセスIDとパスワードを設定すると、インターネットは無事復活。IIJmioひかりとしては、回線が開通していることも確認できました。
翌28日の早朝に、IIJmioから「IPoE オプションご利用開始日確定のお知らせ」というメールが届き、IPoE接続が可能になりました。想定していたとおり、ルーターのWAN接続方法をTransixに切り替えて、しばらく待つだけで設定は完了。なんとか2月の間に、回線の切り替え完了です。
振り返ってみると、OCNの固定回線プロバイダーはIPoE接続の関係でフレッツ光の回線と結びついてはいるものの、契約としてはフレッツ光とは別個なので、回線を切り替えただけではプロバイダー側の設定は強制解除にはならなかったのでしょうね。私の手続きとしては、プロバイダー契約そのものを解除する前に、IPoE接続だけを別個に解除しておけばもう少しスムーズだったのでしょう。とはいえ、そのためには電話サポートへの依頼が必要なこともわかっていて、面倒に感じた…というのも確かです。今回の対応からすると、電話一本入れるだけで完了!となったのでしょうね。手を抜かずにやっておけば良かった。
次回は、こんなドタバタにならないように気をつけます…まあ、回線の切り替えなんてそう何度もやりたくはないのですが。IIJmioひかりの2月分利用料は、結果的にまるまる損してしまったような形になってしまいましたが、これも授業料だ…と思うことにします。
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