プロ野球パ・リーグでは、プレーオフに進む3チームが決まりました。西武ライオンズ、福岡ソフトバンクホークス、北海道日本ハムファイターズ。終盤は3強3弱の様相となって、後はいつ決まるのか…という状況ではありましたが、改めて決まってみると気が引き締まるものがあります。なかなか楽しみな顔合わせですね。
特に、ファイターズと言えば、今季限りで引退を表明しているSHINJOこと新庄剛志選手を抜きにしては語れません。ここまで引退興行の「SHINJO劇場」が続いてきましたが、ただファンを楽しませるだけでなく、チームが一丸となって走り、ちゃんと結果も出しました。そこまで彼の計算に入っていたのかどうかはわかりませんが、どちらにしても、これで私たちはもうしばらく彼の野球を見て楽しむことが出来ます。このまま日本シリーズへ、さらに日本一へと進んでしまったら、これはもう間違いなく「SHINJO伝説」と呼べるでしょうけど、さすがにそれは許されないですね。我らがドラゴンズに、半世紀ぶりの日本一を達成してもらわなくては。
彼自身、プレーオフ進出を決めた試合でも逆転のホームランを放ち、まだまだ存在感十分です。引退しなくても…と思ってしまうわけですが、これで引退を翻したら、さすがに今度は総スカンを食らうでしょうね。まあ、さすがにそれはあり得ないと思いますが。
まだ3チーム中での順位は決まっていませんから、緊迫した試合展開が続きます。ただ、リーグ戦首位を目指すのが必ずしも良いのかどうか、ちょっと疑問もありますね。何しろ、まだリーグ戦首位のチームは日本シリーズに駒を進めたことがないんですから。むしろ、3位でスタートした方が緊張感が切れず、雰囲気も盛り上がってうまく行くのかも知れません。何しろ、今シーズンの実績では大差のない3チームですからね。これだけ僅差なら、上位チームへのアドバンテージ上乗せもありませんし。
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