昨日・29日に、プロ野球・オールスターゲームのファン投票第1回中間集計が発表されました。セ・リーグでは、全11ポジション(投手が先発・中継ぎ・抑えに分けられていますから)のうち10ポジションで、阪神タイガースの選手が得票数1位になっています。
最近、これもお決まりのパターンになりつつありますが、タイガースファンの皆さんがこの投票の意義をどれだけ理解しているのか疑問です。どんなにひいき目で見たとしても、リーグを代表する選手が全ポジションで同一球団から選ばれるなんて考えられません。集計する側で「全ポジションが同一球団から選出されていたら無効票にする」「最低でも3球団以上から選出する」などの対策を取った方がよいと思いますね。だいたい、タイガースファンの皆さんは本当に「阪神タイガースvsパ・リーグ連合」のオールスターゲームを見たがっているのでしょうか?。とてもそうは思えないんですが。
そんな超逆風の中で「オール阪神」を阻止したのが、中日ドラゴンズの川上憲伸投手。ここまで5勝1敗、防御率1.56。奪三振も70…と、ドラゴンズのエースにとどまらず、セ・リーグのエースと呼ばれるのにふさわしい活躍をしています。見る人はちゃんと見ているんだなぁ…と、ちょっぴりほっとしました。裏を返すと、これだけ有利な条件の中でトップ得票を獲得できず、川上選手の後塵を拝してしまった阪神タイガースの先発・井川慶投手って…ちょっとかわいそうかも。
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