ソニーがこの夏に発売する予定の、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ。ブランドが「α(あるふぁ)」に決まったそうで、特設サイトが公開されています。
αと言えば、あの世界初の本格的オートフォーカス一眼レフ・α-7000から始まった、コニカミノルタの歴史的ブランドと同じ名前です。ソニーは、今はもうカメラ作りを止めてしまったコニカミノルタから、そのαシリーズの資産を引き継ぎました。「α」の名前に対して、表向きにはソニーでもいろいろな意味付けをしていますが、あの偉大な名前もあえて引き継ぐことで、この製品に懸ける並々ならぬ意気込みを示したのだ…と思っています。
もちろん、ソニーがこれまでのαシリーズをそのまま継承するようなデジタル一眼レフを発売したのでは、あまりにもソニーらしくありません。「SONYのα」は、昔からのαファンにも、すでにαが昔話となっている世代にもインパクトを与える製品でなくてはなりません。彼ららしい、革新的なものが登場してくるはずです。期待がさらにふくらみますね。
ところで、αシリーズ最大の資産といえば、すでに1,600万本以上が販売されているというαレンズ群。これをカメラに取り付けるマウントは一般的には「αマウント」と呼ばれますが、登場した当時のカタログ等を見ると、「ミノルタAマウント」というのが正式名称だったようです。使う側からすれば、別に名前はどちらでも構わないんですけどね。ちょっとしたトリビアでした(笑)。
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