昨日・3月29日の夜、NHK総合で「音楽の遺伝子」という番組が放送されました。この番組、あるアーティストの音楽世界に影響を与えた音楽作品を紐解いていく…という企画で、今回は槇原敬之が取り上げられました。
「遺伝子」として取り上げられたのがYMO、カレン・カーペンター(カーペンターズ)、美輪明宏の3人。この面々だけ見ると全然関連性がつかめないのに、そこに彼の名前が加わることで見事につながってしまうストーリーがおもしろかったですね。番組中では彼が高校時代に作ったデモテープが流れましたが、歌唱力はともかく楽曲の完成度の高さが印象的でした。1stアルバム「君が笑うとき君の胸が痛まないように」は、そうした作品をまとめたものだそうです。
私の「遺伝子」については、前にたまたまもらった企画で明らかにしたことがあります。考えてみると、こうして人から人へ音楽性が引き継がれていくのは、まさに遺伝子ですよね。NHKのタイトル付けのセンスにも感心しました。
他にも実に多くの曲が流れ、得るものもとても多い番組でしたが、放送時間が30分…というのは、短すぎてもったいない気がしましたね。60分かそれ以上の中で、もっと楽曲をじっくり聴かせる構成でも良かったかも知れません。
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