今週は、水曜日・11日から2泊3日の日程で東京に滞在していました。と言っても、目的は仕事関係の研修でしたから、日中は研修所に缶詰。情報処理関係の内容で、一日中パソコンの画面と向かい合っていました。2日目の宿への帰り道あたりには、眼精疲労をかなり自覚できる状態でしたね。
もちろん、ここで仕事や研修内容の話をするつもりは毛頭ありません。せっかく東京まで来ているんですから、楽しめるところはとことん楽しまなくてはもったいありません。昼間の時間が使えなくても、まだ夜が残っています。今回は、3日間で夜の東京を動き回るつもりでした。と言っても、決まっていた計画は買い物ばかり。結局は散財ツアーになってしまうんでしょうか。
今回の宿を取ったのはお茶の水。最近、東京に泊まりがけで来ると、上野と並んで拠点にすることが多い場所です。どちらも交通の便は比較的良くて便利な場所ですが、最大の決め手は秋葉原が徒歩圏内になること。今回も、計画の中にはもちろん秋葉原での買い物が入っていました。電気製品なら、浜松ではまずお目にかかれないような商品が店先に並んでいます。
秋葉原は、昨年の夏休みにもつくばエクスプレスに乗るために行きました。その後の最大の変化と言えば、そのつくばエクスプレスの真上にヨドバシカメラのマルチメディアAkiba店がオープンしたことでしょう。開店前には古くからの電気街の店の間で「客をヨドバシに取られる」という危機感が強かったようですが、オープンしてみるとむしろその集客力が電気街にも好影響を与えているようですね。もともと対象にする客層がちょっと違いますし、ちゃんと棲み分けが出来ているのでしょう。あと、去年は「電車男」のメディアミックス展開でも秋葉原そのものが脚光を浴びましたよね。足を運ぶ人が増え、客が流れた分もカバーしてしまったのかも知れません。
そういえば、「電車男」のおかげ(?)で「萌え」の聖地としての地位も確立してしまった秋葉原で、去年ブームを巻き起こしたのがメイド喫茶。「お帰りなさいませ、ご主人様」と出迎えてくれる、ちょっと妖しい雰囲気のお店だそうですが、今回も行くだけの勇気と根性はありませんでした。中央通りで、メイド姿でビラ配りをしている人たちはいましたけどね。
初日の夜は、まずはそのヨドバシカメラで買えるものを揃えてしまおう…と思っていたんですが、結果的に他の店に行かずにほとんどのものが揃ってしまいました。新しいケータイのためのアイテム数点(これについては改めて紹介します)、宿で電化製品を使うための小さなテーブルタップ…あたりは当たり前なんですが、トイレに掛けるための日めくりカレンダーも、夕食の石焼きビビンバも同じ建物の中で調達できてしまいました。これはまさにワン・ストップの便利さですね。
しかも、購入価格の15%近い3,000ポイント弱が貯まってしまいました。ポイントの使用は翌日以降…ということだったので、2日目の晩にもヨドバシに足を運んで、ポータブルタイプのモニタースピーカーを100円ちょっと払うだけで買ってきました。SONYのSRS-M30は、乾電池とACアダプターの2電源方式で、総合2Wの高出力を持ち、左右をコンパクトに組み合わせて持ち運べる優れもの。シンプルなデザインも好印象です。宿に帰った後は、レッツノートとコンボドライブがジャズ音楽を奏でるCDプレイヤーに変身しました。大人のムード溢れる夜です。
【ソニー 室内・アウトドア アクティブスピーカー 2電源対応モデル シルバー SRS-M30 S】
3日間の研修が終わった後は、渋谷方面に足を運びました。地下鉄の中で「渋谷駅で線路火災が発生」とのアナウンスが。渋谷駅で降りてみると、駅前には何台もの消防車が止まっていました。火災があったのは東急田園都市線・地下鉄半蔵門線(相互乗り入れしていますよね)のホームだったそうですね。駅の構内がものすごい人だかりになっていました。
ちなみに、田園都市線はレッツノート・T4/W4シリーズのタフさを耐荷重100kgfに決めるためのデータ取りを行ったことでも有名な、日本一混雑する電車だそうです。渋谷でちょっと買い物を済ませて駅に戻ってきたところ、運転を見合わせていた田園都市線は全便各駅停車で運行を開始していましたが、きっといつも以上の修羅場が展開されていたに違いありません。
その田園都市線を横目に見ながら、私は同じ東急の東横線に向かいました。目的地は自由が丘。お洒落なイメージの街で、実に私らしくないスポットではありますが、前にもWeekly SSKで取り上げたとおり、ここにはレッツノートの「鎧」でお馴染みのボブルビー・コンセプトストア東京があります。ここで、パワーアップ用のパーツを買い込みました。これについてもまた改めてご紹介しようと思っています。
自由が丘からはさらに東横線で菊名駅まで移動。JR横浜線に乗り換えて隣の新横浜駅に行き、そこから新幹線に乗ることにしました。菊名駅で切符を買おうとして「新幹線で浜松まで」と言ったら、駅員さんに「今から浜松まで帰るの?」と怪訝そうな顔をされました。まだ午後8時前だったんですが…そんなに浜松は田舎じゃないですよ(怒)。ちなみに、新横浜発・浜松行きの最終の新幹線は22時00分のこだま605号。こんな遅い時間でも、ちゃんと日付が変わる前の23時29分に浜松まで帰れます。
結局、菊名駅の窓口業務はもう終わっていたので、「新横浜駅の窓口で買ってください」と言われ、精算用の切符を渡されました。新幹線の切符も売れない田舎の駅でそんな言われ方されたくないよなぁ…と思いつつも、大人しく新横浜駅に向かい、乗車券と特急券を買いました。先ほどの精算用切符を投入すると、自動販売機でもちゃんと指定席券が買えます。こだまに揺られて1時間半。浜松駅からは路線バスに乗り換え、10時ちょっと過ぎに自宅まで戻ってくることが出来ました。
そんなわけで、結局今回の東京行きは散財ツアーのようになってしまいました。実は映画鑑賞も考えていたんですが、どうしても見たいっ!というほどの作品がなかったので今回は見送ったんですよね。東京では、他ではまず見られないような珍しい作品が上映されていることも結構多いんですが…ちょうどタイミングが合わず残念でした。
今回買ってきたものについては、またそれぞれの特集コーナーでご紹介するつもりです。それにしても、ただでさえ書きたいネタが大量に溜まっているのに…さらに書きたい原稿が溜まってしまいました。大丈夫なんでしょうか、私は?
東京に行くたびに、お金をバラまいて帰ってきているような気がしなくもありません。まあ、ほとんどの場合はバラまいたお金が何かしらのモノに化けているので、仕方がないのかな?とも思うわけですが。
東京での移動方法として、地下鉄を抜きにして語ることは出来ません。今回も山手線より内側ではほとんどの移動に東京メトロを使いました。しかし、あまりに複雑な路線で、頭の中に全て覚え込むのは至難の技です。このため、乗換案内などの経路案内サービスを利用することになります。
表示される経路は、確かに目的地までの最短経路や最速経路を示しているようです。しかし、ときにはついついツッコミを入れたくなるような案内をすることがあります。例えば、丸ノ内線・国会議事堂前駅から南北線・溜池山王駅までの乗り換え時間が5分しかなかったりするんですよね。東京で生活している方ならご存じのはずですが、この両駅間は確かに改札を通らなくても乗り換え可能です。しかし、途中に千代田線・国会議事堂前駅のホームを端から端へ通り抜けて、階段を上り下りしながら数百メートルを歩かなくてはなりません。5分で行けるもんなら行ってみろ~っ!と叫びたくなります。
他にも、同じように乗り換えにものすごい距離を歩かされる駅がいくつかありますよね。また余裕のあるときに調べておこうかな、と思っています。
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