2004年8月7日(土)

ご無沙汰してました

このコーナーではお久しぶりです。前回花博を訪れてから1ヶ月半以上が経ってしまいました。気が付けば7月の訪問はなし。「月に1度は行こう」という目標はここで途切れてしまいました。

確かに、他にも週末がいろいろ忙しかったことはあります。しかし、それ以前の問題として、これまでの3回で花博会場をずいぶんじっくりと見て回ることが出来ていますから、いくら定期的に展示を入れ替えているとはいえ、「また出掛けよう」というモチベーションが下がってきていることも否定できません。全期間入場券を持っているとはいえ、交通費を考えると決して安くはありませんし。

暑さ対策いろいろ

実は、花博から足が遠のいているのは私に限った話ではないんですよね。最初の頃は順調に入場者数を伸ばしていた花博ですが、最近は入場者数の減少に悩んでいるようです。花博のWebサイトでは1日あたりの入場者数を見ることができるんですが、最近は1万人を下回っていることもあります。

この低迷の原因として言われているのが会場の暑さ。7月は記録的な猛暑に襲われた地域が多かったわけですが、浜松もその例外ではありませんでした。元々暑い夏には入場者数が減ると見込んでいたようですが、それでも会場に出かけると暑さ対策をいろいろなところで見かけます。

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例えば、ときめきゲートをくぐってすぐの広場(50万人達成記念セレモニーも行われました)には、噴水「ジョウロンの泉」が新しく設置されました。高く噴き上げられた水は、実際に大気から熱を奪うだけではなく、見た目自体も実に涼しげです。

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会場内を歩いていると、随所に休憩用のパラソルが置いてあるのに気づきます。もともと他には日陰の少ない会場ですから、これがあるとないとでは大違いです。暑い夏には怖い熱中症への対策としても重要ですよね。単に日よけとしてだけではなく、回廊に並んだ白いパラソルは視覚的にもなかなか洒落ています。

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暑い花博の過ごし方

それでもやっぱり暑い花博会場ですが、こんなときにはパビリオンの室内展示を回ってみるのがおすすめです。私が特にお勧めしたいのは、浜名湖館フルレの「水鏡シアター」。その名の通り直径10mほどの水面をスクリーンに使った映像ショーですが、水面が波打ったり水煙が上がったり…という動きがさらに涼しさを感じさせてくれます。ちなみに、この水鏡シアターでは中央の水鏡を囲んで座席が円形に設置されていて、ついついすぐ近くに座りたくなってしまいますが、ちょっと離れた場所に座った方が映像をより楽しめますよ。

同じ水を演出に使ったパビリオンに、最初のときにも紹介した「KANSAI SUPER GARDEN」があります。しかし、こちらは思ったよりも涼しくありませんでしたね。空調が効いているわけではないので、湿度の高さだけが気になってしまいます。ちょうど温室の中にいるような感覚でした。

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今日の目的

会場の常設展示はひととおり回ってしまった私にとって、来場のきっかけになるのが会場で行われるイベントです。この日の水辺の劇場のメインイベントだったのが「第15回おとうさんコーラス大会」。関東一円および静岡県のアマチュア男声合唱団の発表会です。私たちの合唱団を指導している齋藤先生が地元の合唱団を率いて出演するということで、聴きにやってきました。

人数も、演奏のレベルも様々な30以上の合唱団が、それぞれに趣向を凝らした演奏をアカペラで披露してくれました。どの合唱団の皆さんも、実に楽しそうに歌っていたのが印象的でしたね。各合唱団の応援部隊の奥様方の黄色い歓声もこれまた印象的でした。

この時期は、昼から花博の看板イベントの一つであるつんく♂プロデュースのミュージカルが開催されているのですが、この日はおとうさんコーラス大会の後で夕方に1公演だけ。この後で花火を見に行く予定があったので、残念ながらミュージカルは見てくることができませんでした。この「ロックンロール花咲かじいさん」の公演は今月11日まで。残り日数も少ないんですが、是非見ておこうと思っています。


今日のアクセス

自宅?【路線バス】?浜松駅?【JR東海道線】(片道230円)?舞阪駅?【直行バス】(片道250円)?会場

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今回は一人で出かけたので、前回に続いて公共交通機関での来場ということにしましたが、ルートはちょっと変えてみました。浜松駅からJR東海道線に乗って舞阪駅へ。そこから運行されている有料のシャトルバスを利用する…という経路です。舞阪駅は花博のために改装された真新しい駅でした。イベントのおかげで駅を整備してもらえた地元の人たちは嬉しいですよね。

浜松駅から舞阪駅までは約10分、舞阪駅から会場までも約10分でした。乗り換え時間を考慮すると、所要時間は浜松駅からバスに乗るのとほとんど変わらないのではないでしょうか。浜松駅からの運賃は舞阪駅経由の方が20円安いことになります。舞阪駅から徒歩で会場に行けるのならまだしも、これではわざわざ浜松からこのルートを利用する理由は思いつきませんね。


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今日のお食事

今回の昼食は、前回のインドの隣国・パキスタンの露店で買いました。シシカバブロールは500円(税込)。鶏の挽き肉を棒状に整形して焼いたシシカバブを、野菜と一緒に焼きたてのナンでくるんだものです。

ここまで世界各国の食べ物を試してきたわけですが、今回初めて辛くない味付けのものを食べました。露天で客引きをしていた人も「辛くない」を強調していました。個人的には辛い食べ物は大好きなので全然苦にならない(これまでのこのコーナーを読めばわかりますよね)んですが、一般的にはエスニック系の辛い味付けには抵抗のある人が多いようです。暑いときこそ辛いものを汗を流しながら食べるのが気持ちいいんですけどね。


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今日のお土産

今日のお土産も、花博マークの入った地元名物の食べ物です。ウナギと並ぶ浜名湖のスタミナ系名物にスッポンがあります(意外に知られていないようですが)が、これはそのスッポンでだしを取った「すっぽん雑炊の素」。1人分ずつが小分けされているので、私のような一人暮らしにも結構便利です。ちなみにお値段は3回分で630円(税込)。

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水に雑炊の素を溶かし、沸騰させてからご飯を入れて煮込み、最後に卵を落としてできあがり。フリーズドライの浅葱も一緒に付いてきます。ちょっと癖のあるスッポンのこくを、手軽に自宅で楽しむことができます。炊飯器に残ったご飯を使って簡単に作れる、夏バテ防止にもお勧めのスタミナメニューですね。


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