今日は衆議院議員総選挙の投票日です。皆さん、もう投票は済ませましたか?。私はもちろん朝起きてすぐに行ってきました。これまで以上に各政党の政策による対決が争点となっている選挙ですね。わざわざ「マニフェスト」なんて横文字で言わなくても「選挙公約」と言えばいいような気がしたのは私だけでしょうか。確かに主張する方法には変化がありましたが、呼び方を変えるだけでこれまでと同じものが全く違うように見えてしまうのは言葉の魔術ですね。
引っ越してから1年が経ちました。段ボールが積み上がっていた部屋も今ではすっかり落ち着きましたが、代わりに様々なものが乱雑に床に散らばっていたりします。部屋が片付かないのは一人暮らしの宿命なんでしょうか?…それとも単に私がずぼらなだけなのか。
去年はこの時期とても寒い日が続いたことをよく覚えていますが、今年は一転して暖かい日が続いています。もちろん暖房器具の準備は万端に整っているんですが、全然出番がありません。昨日・8日は立冬。暦の上ではもう冬に入ったわけで、これではちょっと調子が狂ってしまいそうですが、今年の季節感覚は春から秋まで変なこと続きでしたから、そうした意味ではもう驚きもしませんね。
去年も何度か触れたとおり、2階建ての借家の家財道具をそのままマンションに持ち込みましたから、私の家にはとても一人暮らしの家とは思えないようなものがいろいろと置いてあります。BSデジタルハイビジョンテレビがある話は前にもしていますが、一番「らしくなさ」を感じるのは台所でしょうか。炊飯器は1升炊き、オーブンレンジは標準サイズの本格派。冷蔵庫も5ドア・470リットルの大型サイズです。
どれももともとは3~4人以上の家族向けに作られた製品で、私が一人で使うにはあまりにも大きすぎるものですが、新しく買うくらいならそのまま持ってきて使った方が出費が少ないかな?と思って使っています。この手のものはたいてい「大は小を兼ねる」という論理が成立しますからね。
ところが、実はこれらの製品にはそれだけにとどまらない大きな魅力があります。各社とも、こうしたファミリー向けの家電製品では主力製品として最も力を入れた商品を企画します。特にシビアな主婦の眼鏡にかなうために、あらゆる機能を装備してアピールします。例えばオーブンレンジはトレイに載せた食品を自動判別してボタン一つで温めることができますし、冷蔵庫には冷凍からワインセラーまで7段階に温度を変えられる低温庫が装備されている上に自動製氷装置まで付いています。当然、これらの機能は一人で使う場合にも便利なものが多いですよね。最先端の便利生活を楽しめてしまうわけです。
そして、さらに意外なところでもファミリー向け家電の優位性があります。引っ越ししてしばらく暮らしてみて気が付いたのが、電気代が意外に安いこと。学生時代に一人暮らし用家電を使いながら払っていた金額と比べても安くなっています。
ファミリー向け家電には、省電力技術も最先端のものが投入されているんですよね。結構わかりやすいのは冷蔵庫でしょうか。24時間動き続ける機械ですから、消費電力が比べやすいわけです。各社の冷蔵庫のカタログを見比べると、450リットルクラスのファミリー向け冷蔵庫は、120リットル程度のパーソナル冷蔵庫の4倍近い容量があるのにもかかわらず、平均年間消費電力では下回ります。もちろん、購入価格も大きく違いますから、経済性の比較は単純な話ではありませんが、私の場合はファミリー向け家電の恩恵を受けていると言えると思います。
いや~、それにしてもびっくりしましたねぇ。またも読売ジャイアンツが4番バッターを手に入れました。しかも、全くの見返りなしの無償トレードで。ただ、今回に限っては、ジャイアンツの「欲しい欲しい病」よりも小久保裕紀選手を放出した福岡ダイエーホークスの神経を疑わざるを得ません。今シーズン全く出場できなかったとはいえ、打順や成績だけでは語れない存在感のある選手です。確かに今年は彼抜きで日本一になったホークスですが、残された選手たちの動揺は隠せませんね。まだまだひと波乱もふた波乱も起きそうな情勢です。
ホークスに限らず、プロ野球チームの経営陣は監督やコーチ、選手たちの気持ちを考えたことがあるのか疑問に思うことがあります。そもそも、プロスポーツチームを経営するとはどういうことなのでしょうか。もちろんより多くの収益を上げることが大事なんですが、毎年の決算で儲かりさえすればそれでいいのでしょうか。純粋に企業経営として考えても、長期にわたって黒字経営を続けていくためには、選手たちにもファンにも愛されるようなチームイメージを作ることが大事な気がします。…これって、幻想に過ぎないんでしょうか?
それ以上にびっくりしたのは野球のオリンピック予選。日本がアジア1位で出場を決めたのはもはや当たり前ですが、まさかアメリカが出場権を逃すとは思いませんでしたね。アメリカはメジャーリーガーを派遣しない方針であることに象徴されるようにオリンピックを軽視していますから、こういう事態も考えられたんですが。オリンピック競技としての存続が危ぶまれている中で、野球はグローバルなスポーツとなることを諦めたように見えてなりません。サッカーのようにワールドカップに存在感があるのならまた話は別なんですが。
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