昨日は、浜松でも台風4号の接近に伴う強い雨が降りました。台風が5月に日本に上陸したのは38年ぶりで、記録にある限りでは史上3番目に早いのだとか。先月からじめじめした天気が続き、このまま梅雨入り?と思ってしまうくらいでしたが、今年の季節の進み方はとんでもなく早いようです。
しかし、こんな大事なときに気象衛星ひまわり5号が老朽化により引退。しばらくの間は、アメリカのゴーズ9号を借りて急場をしのぐことになります。5月22日から観測を始めたゴーズ9号は、台風観測といういきなりの大仕事を何とかこなしたわけですが、一度は引退していた衛星なんですよね。本当に大丈夫なんでしょうか?
そんな雨の中、東京・国立競技場では日本代表×韓国代表のサッカーが行われました。ワールドカップサッカーからちょうど1年。さすがにあの頃と比べると日本人のサッカーへの想いはずいぶん冷めた気がします。選手たちはそれまでと全く変わることなく頑張っているんですけどね。試合終了5分前に韓国に先制され、そのまま0対1で負けてしまうここ一番の弱さまで全然変わっていなかったりしますが。
前々から是非やってみたかった企画が、ついに実現しました。と言っても、そんなに大それた話ではなくて、「東京をマイカーで走る」というだけのことなんですけどね。ただ、この「マイカーで」というのが大きなポイント。去年購入したカーナビが、その実力を最も強力に発揮できる場所こそが東京である…と言っても過言ではないでしょう。東京のややこしい道路事情の中をほとんど走った経験のない私にとって、カーナビの提供してくれる情報は非常に頼もしいのです。
とはいえ、さすがにわざわざそのためだけに東京に出掛けたわけではなく、たまたま常磐自動車道方面に用事があったので、車で行くことにしました。東名高速を東京ICまで走ってきた後、いつもなら環八通りに降りて大泉から東京外環道を通って三郷JCTから常磐道へ…という経路なんですが、今回は用賀料金所を抜けて首都高速に入りました。考えてみると、自分の運転で用賀料金所を通ったのは生まれて初めてです。
首都高速と言えば、東京のややこしい道路の代表的な存在だと思います。東名高速から常磐道に向かうときにも、用賀料金所→谷町JCT(左)→三宅坂JCT(右)→竹橋JCT(右)→神田橋JCT(左)→江戸橋JCT(左)→箱崎JCT(中央)→両国JCT(左)→堀切JCT(左)→小菅JCT(右)→三郷JCT(右)→三郷料金所…と10回もの分岐があります。しかも、その間に出入口も右にあったり、左にあったりしますよね。そんなポイントが1kmも走らないうちに次々にやってくることもあるわけですから、全く気が抜けません。ちょっとぼんやりしていると道を間違えてしまいます。
往路は深夜でもありましたし、とにかくナビに言われるままに走りました。1?2km前から出口や分岐の存在と走るべき車線を音声で案内してくれますから、運転に集中しながらも言われたとおりに走れば、ちゃんと目的地まで連れて行ってもらえます。入口や合流点でもそれが右からなのか、左からなのかをちゃんと教えてくれるのもありがたいです。トンネルの中に合流点がある…という場所も結構ありますからね。もちろん道を間違えることは一度もなく、すんなり目的地にたどり着けました。普段行かない場所でこそナビは真価を発揮します。
用事を済ませた後の帰り道。今度はもう少し余裕を持って楽しんでみることにしました。パソコン関係で探し物があったので秋葉原に向かうつもりでしたが、先に前から行ってみたかったレインボーブリッジに回ってみることにしました。こんな場合にも、立ち寄り地点の指定をするだけで目的通りのルートを案内してくれます。
この日は少々雲は出ていたものの、まあまあのドライブ日和で、走っていてとても気持ちよかったですね。ただ、所々で遭遇する渋滞には閉口しました。それこそ本線上で外の写真を撮ったり、途中で靴を履き替えたりする余裕があるくらいでした。どこでどのくらい渋滞しているかは、電波でカーナビに伝えられて常時地図上に表示されますから、渋滞しているのを覚悟の上で突っ込んでいるわけなんですが。
首都高速を降りてからもカーナビは大活躍でした。知らない土地でどこを走っているのかがわかる…というだけでも非常に心強いものです。一方通行や右折専用、左折専用の車線も事前に案内してくれますから、交差点で立ち往生して迷惑をかけることもありませんでした。さらに、秋葉原では駐車場もナビに探してもらい、駅前の立体駐車場に停めました。これまでで一番カーナビのありがたさを痛感しました。
秋葉原では探していたものは見つからず残念(買ったものを持ち帰るために車で行ったのに…)でしたが、それ以上に感じたのは秋葉原の空気が何だか変わってきたな…ということ。数年前にはパソコンショップ、特に自作パソコン用のパーツを売る店が目立っていたと思うんですが、最近はマンガやその関連商品を売っている店が幅を利かせてきました。個人的には、昔と比べると何だかつまらなくなった気がしますね。
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