いよいよCentrinoレッツノート登場か?
Panasonicのパソコン直販サイト・「マイレッツ倶楽部」で、CF-R1とCF-T1のレギュラーモデルが「在庫僅少」となっています。おそらくこれで生産完了、次期モデルへの切り替えとなるのではないかと見ています。これまでも、レッツノートは作りすぎないうちに小刻みにモデルチェンジ…というパターンを繰り返してきました。
いつものマイナーチェンジならCPUのクロック数を上げて…となるわけですが、Intel社によると超低電圧版モバイルPentium3-Mには現行機種に使われている933MHz以上のものがありません。となると、次に登場するレッツノートでは、いよいよCentrinoプラットフォームが採用されると考えるのが普通でしょう。もちろん、無線LANなどの事情でCentrinoブランドは使わない…という選択肢があるわけですが。どんなものが出てくるのか楽しみです。CF-R1が登場してから1年少々ということで、そろそろメジャーなモデルチェンジも期待したいところですが。
広告手段としてのテレビドラマ
今回は、いつもとはちょっと視点の変わったお話です。TBS系列で月曜日の夜8時からドラマ「こちら本池上署」が放送されています。高嶋政伸扮する警察署長と本池上署の面々が織りなす人間ドラマは、昨年の夏に初めて放送されてなかなかの好評を博し、今日・4月14日から第2弾がスタートとなりました。
…と、どうしてこんな話がこのコーナーに来るのか?なんですが、このドラマにはレッツノート・CF-R1がレギュラー出演しているんですよね。主人公・椎名署長の娘で、モーニング娘。の加護亜依が演じている由美ちゃんがCF-R1を愛用しています。しかも、オレンジ色のサイドカバーが取り付けられたネット通販限定仕様。椎名家はかなりIT化レベルの高い家庭のようです(笑)。
もともとTBS系列の月曜夜8時台のメインスポンサーは松下電器。松下グループの製品が番組中のそこかしこに登場します。これなら、番組の間に挟まれるCM以外でも常に広告をしているようなものです。この辺りはスポンサーの役得でしょう。この時間帯はあの「水戸黄門」なども放送されている時間帯なんですが、まさか時代劇では自社製品を登場させることは出来ませんからね。今回はここぞとばかりに頑張っています。
なかなかの名演技です
ドラマの中で商品の紹介をしようとすると、わざとらしいものになってしまう危険性があるわけですが、「こちら本池上署」の中でのCF-R1の登場は意外にさりげなく、それでいてちゃんと自己主張している気がします。
昨夏のシリーズも私は結構見ていたんですが、よく覚えているのは第1回放送の由美ちゃん初登場のシーン。彼女は、母親から届いた電子メールを家族に見せるために、CF-R1を開いたまま両手で持って階段を駆け下りてきました。この最初のたった数秒で、CF-R1が簡単に持ち運べるほど軽いこと、バッテリー駆動で使えること、そしてそっと持ち運ぶ必要を感じないくらい丈夫なこと…と、重要な特徴を3つもアピールしています。
今日の放送でも同じようなシーンがありましたね。メールチェック中からCF-R1を開いたまま持って部屋を出るまで、ケーブルを抜き差ししたような素振りが全くありませんでしたから、バッテリー駆動で無線LAN…だったんでしょうか。番組のホームページ内の記事を見ると、今回のシリーズではついに由美ちゃんとCF-R1もモバイルデビューとなるようです。どんな活躍をするのか、今から楽しみですね。
CF-R1の話ばかりしてしまいましたが、ドラマそのものも前のシリーズ同様面白かったですね。あったかい気持ちになれますよ…そんなに都合良く行くわけないでしょ?とツッコミは入れたくなるかも知れませんが。最近のドロドロした暗いテレビドラマに疲れた人には絶対お勧めです。
15秒では伝えきれないもの
番組の掲示板を見ると、「加護ちゃんがんばって」という書き込みがとても多いですね。それだけ注目されていて、しかもハイテクおたくとはいかにも無縁な普通の女の子である彼女が、小さなパソコンを持ち歩いて使いこなしています。これは、レッツノートの売り上げが伸びるかも…という次元の話にとどまらず、むしろパソコンを持ち歩いて使うスタイルを一般的にする絶大な広告効果が期待できそうです。しかも、それが1時間のドラマ十数回の中で時折登場するわけで、日常生活の中に溶け込んでいるという雰囲気を伝えるには15秒のCMよりもずっと説得力があります。
日本の情報化社会が次の段階にステップアップできるかどうかは、加護ちゃんとCF-R1の小さな両肩にかかっています…と言うとあまりにオーバーですが、少なくともこの小さいけれどパワフルなコンビが普及啓発活動に少しは貢献していることは間違いないでしょう。がんばれ加護ちゃん、がんばれCF-R1。
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