怨霊退散!
前々回、前回とトップ記事を飾ることになってしまった液晶ディスプレイの不具合ですが、前回も触れたとおり、1月中旬から無償修理による対応の動きが始まりました。情報が公開されたのが11月末頃でしたが、その直後にWebページで申し込みをしてあり、受付番号は2ケタ。おそらく対応していただく順番としては一番早い部類ではないでしょうか。
平日は仕事なので、代替機は1月19日の日曜日に配達してもらうことにしてありました。こちらから配達時間を午前中に指定しておいたにもかかわらず寝坊してしまい、玄関のインターホンに起こされるという大失態を演じてしまいました。寝過ごさなくて良かった…。
届いた代替機(写真左)は、本体色こそ違うものの、修理機と同じL465。梱包されていた箱に修理機(写真右)を入れて送り返すんですから、同じでないと梱包材が違って困ってしまうんですけどね。色が違うおかげで、間違ってもう一度代替機を梱包してしまう…という失敗はまず考えられません。梱包した修理機は、夕方にもう一度来てくれた宅配便の方に預けました。
その週の木曜日・23日に再び電話がありました。修理が完了したということなので、26日の日曜日に宅配してもらうことにしました。今度は先週の逆で、届いた修理完了機と入れ替えに代替機を梱包し、午後に再び来てくれた宅配便の方に預けました。これで修理完了。1週間で全部終わってしまいました。思っていたよりもずっと早かったですね。ホームページには「2週間程度」と告知されていたようですが。
2往復も宅配便を使うくらいなら、いっそのこと問題のない製品と交換してくれればいいのに…と思いましたが、そんなことをしたらあっという間に破産してしまいますよね。それよりも、こうして数百台の貸出機を順次回して修理した方が、経費はずっと安く上がります。修理が終われば、この貸出機はまたリースしても構わないわけですし。
ともかく、この件についてのナナオの対応は好感が持てました。自宅にいながらにして全ての作業が終わったことといい、修理担当の方の電話での受け答えといい…。どんなものでも、性能や価格の安さなど買うときの条件だけでなく、その後何か起こったときの対応も非常に重要です。これについては、買ってみないとわからない面が多いんですが。
「アレ」の話をしましょう
さて、前回の記事でも触れた「アレ」のことに触れることにしましょう。ディスプレイが2台あると出来ること…そう、デュアルディスプレイです。私の使っているビデオカード・RADEON9700 Proは、Windows XPからは「画面のプロパティ」で2つのディスプレイアダプタとして認識されていて、装備されているDVIとRGBの各出力に別々のデスクトップを出力できます。
インストール直後は無効にされているセカンダリディスプレイを有効にするだけで、このように2枚のデスクトップが使えるようになります。もともと1280×1024ドットの画面をそれほど狭いとは思っていなかったんですが、それがさらに2倍の2560×1024ドットですからね。これはあまりに広大です。どうやって使いましょうか?
…それでも、広くなるとそれなりの使い道がちゃんとあるものです。例えば、SOLのように作業用に数多くのウィンドウを開くようなソフトは使い勝手が格段に向上します。ShadeやFlashのようにツールパレットから作業を選択して編集を行うソフトでも、広い画面は便利ですよね。一方の画面にツールパレットを全て表示させて並べ、もう片方の画面全体を編集作業のために使えます。Shadeと言えば、開発元のエクス・ツールズが民事再生法の手続きを始めていますね。長引く不景気は、優秀なソフト制作者たちも苦しめています。何とかならないんでしょうか…この状況は。
ちょっと使ってみただけですが、実際に見るとやっぱりデュアルディスプレイっていいですね。修理の済んだ私の白いL465は元通りに据え付けられましたが、どうも画面が狭く見えて仕方ありません。でも、もう1台同じようなディスプレイを購入するのも大変ですからね。すぐに導入することはないでしょう。それ以前に、今使っているパソコンデスクには2枚のディスプレイを並べるだけのスペースはないんですけどね。
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