どこかで見覚えのあるタイトルなんですが、今週もまた槇原敬之のアルバムの話題を展開する…というわけではありません。「Home Sweet Home」と言えば、もともとは日本では「埴生(はにゅう)の宿」として知られているスタンダード曲のタイトルですよね。ちなみに、この「Home Sweet Home」をキーにして検索すると、意外にいろいろなWebページがヒットします。お試しあれ。
…というのはともかく、9月下旬からずっと群馬県に出かけていた私でしたが、無事「愛しの我が家」・浜松に帰ってきました。やっぱり、自宅に帰ってくるとほっとしますね。まあ、家には母がいるだけなので全然「Sweet」ではなかったりするんですが。
帰ってきて一番強く感じたのは、やはり暖かいこと。前日までは毎日石油ファンヒーターのお世話になっていましたが、浜松では寝台に毛布が必要ないくらいです。少なくとも、群馬県にいたときのように早朝に車が凍り付き、誤ってスイッチを触ってしまったワイパーが破損してしまう…などということは絶対に起こらないでしょう。10月下旬、谷川岳に登ったあの日の朝6時の気温は1.5度Cでした。
10月に一度戻ってきたときの経験をふまえて、今回はさらに違うルートを選択しました。関越道から圏央道に乗り換え、国道16号線を走るところまでは同じでしたが、八王子インターから中央道に入り、河口湖に向かいました。ここから富士山の東側(東富士五湖道路)を回り、御殿場インターからは東名高速を走ってきました。横田基地近辺で渋滞した他はスムーズに進み、30kmほど長い(全体が400km以上ありますが)行程でしたが早く到着しました。
横田基地と言えば、この前通ったときにはガードマンが全員マスクをしていて、例の事件の影響か?と思った訳なんですが、考えてみると基地前は非常に交通量が多く、空気もかなり汚れているはずです。マスクでもしていないと健康に悪影響が出そうですよね。真の理由を理解したような気がします。もちろん、この日も横田基地のガードマンは全員マスクをしていました。
ところで、私が浜松に帰ってきた11月30日は日本全国でETCサービスが開始された日でした。ETCというのは「Electronic Toll Collection System」の略だそうです。これまでは高速道路の入口で通行券を受け取り、出口の係員さんに通行券を渡して精算していたわけですが、ETCの車載機を装備した車なら、このやりとりをすべて無線通信で行い、車を停止させずに料金所を通過できるのだそうです。詳しくは日本道路公団のWebサイトで。ちなみに愛称は「イーテック」と決まったそうですが、表記が「ETC」のままなので、いつまで経っても「いーてぃーしー」と読んでしまいそうです。こう言うときに一番強いのはやっぱりそれまでの実績ではないでしょうか。
帰り道には合計7箇所の料金所を通ってきて、すべての料金所にETC専用ゲートがありましたが、そこを通っている車は結局1台も見ませんでした。機械の普及がまだまだ進んでいませんから当然と言えば当然なんですが…。ETCはそれを利用する車が増えて来るとその真価が発揮できるシステムだと思います。もしすべての車にETC車載機が搭載されれば、本線上のアンテナでやりとりをすればよいので、低速で通過する料金所すら要らなくなりますよね。料金所周辺での渋滞は解消するはず。逆に、現状のままではETC用の設備があることで逆に料金所の利用率が低下し、渋滞を生むような気がします。
帰り道で驚いたのは、自分自身が、河口湖に向かう途中富士山が大きく見えてきたところで「帰ってきたな」と感じたこと。私の家と富士山は120kmくらい離れていて、富士山が見えたときには行程の半分も来ていなかったんですけどね。
谷川岳の山頂でも同じような感情を持ったんですが、やっぱり富士山は静岡県を代表するものの最大の一つだと思います。静岡県の県章にも図案化されているくらいですからね。ただ、その一方で富士山の美しい写真は河口湖周辺など山梨県から撮ったものが多いような気もするんですが。もちろん、静岡県と共に富士山のすそ野の広がる県である山梨県の県章にも、ちゃんと富士山は図案化されています。
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