パソコン中毒?
私の趣味はパソコンだ…とは決して思いませんが(組んだりバラしたりするのは趣味かも知れませんが)、数多くある趣味のほとんどでパソコンは必要不可欠な道具になっています。しかも、仕事でも一日中パソコンに向かっていることがあったりしますから、酷いときには一日のほとんどをパソコンと向かい合って過ごしている…ということだってあります。
そうなってくると、結構身体に不具合が出てきます。首筋や肩の凝りはもはや慢性化していますし、目がしょぼしょぼしてきたり、手首が重くなってきたり…。去年の職場の健康診断では「左手の血行が悪いですね」とまで診断され、経過観察ということにされてしまいました。仕事でなら「健康診断で言われたから」と言ってパソコンの使用を控えてもいいんですが、趣味ではやっぱり使いたいですからね。
母にもよく「パソコンを見ててそんなに楽しいの?」と言われますが、別にパソコンが楽しい訳じゃありません。あくまでもパソコンは他の何かを楽しむための道具。パソコンに向かうことそのものは苦痛に思えるときだってあります。でも、これでは趣味も楽しめない状態であまりに辛いです。何か対策をしなくては…と思ったわけです。
肩と手首の力を抜きましょう
今のところ一番問題になっているのは首筋や肩の凝り。この症状の原因は、キーボードを叩くときに首筋から肩に腕、さらに手首までに不自然に力が入っていることにあるようです。特に、デスクトップ機よりも操作系のレイアウトに無理があるノートパソコンをメインマシンとして使っていますから、液晶ディスプレイの位置にもどうしても無理が来ることも相まって、作業姿勢が悪くなるのは当然だとすら言えます。他には、目の使い過ぎで肩にくる…という要因もあるんですけどね。
こうした状況を改善するためのアイテムに、リストレストと呼ばれるものがあります。その名の通り、キーボードを叩く手首を時々休めるための台です。手首から力が抜けると、肩の力まで抜けて来るものです。最近の流行は、手首の重さを柔らかに支えるジェルを使ったもののようですね。
ジェルを使ったリストレストには、デスクトップ機のキーボード用のものが多いんですが、中にはノートパソコン用のものもあります。今回私が購入したのが、この住友スリーエム製のジェルパッド。厚さ9mm、手首がちょうど乗る小さなパッドが2枚組で定価1,200円です。この大きさなら、ノートパソコンを持ち運ぶときには鞄の隅にしまって一緒に持ち歩けます。
試しにCF-B5Rの上にこのパッドを載せてみましたが、見た目はかなり窮屈な印象を受けます。もともとはA4サイズ以上の大型ノートを念頭に置いているのかも知れませんね。パッドの大きさをこれ以上小さくすると、今度は手首を乗せるという本来の目的に問題が出てきますし、仕方のないところです。
実際に使ってみると、手首が微妙に沈み込む感触は心地よいです。ジェルパッドのパッケージにも書いてあるとおり、熱を遮断するという効果もあります。このパッドを使ってみて、キーボード手前の面の発熱の大きさを思い知りました。特に、小型ノートの場合筐体全面が放熱の役目を負いますからね。
ただ、使っていて少々気になったのがキーボードの位置が微妙に低く感じること、そして何よりトラックボールの位置が低くなったこと。親指を伸ばしてもボールに微妙に届かないんです。ただ単に新しいポジションに慣れていないだけのことかも知れませんが、もう少しだけ薄ければ完璧かも?…と感じました。
ついでに試してみました
簡単に移動できるジェルパッドですから、試しにデスクトップ機でも使ってみました。今私の使っているLogicool製のキーボードでは、標準で手前の部分に取り付ける樹脂製のレストが付属しているんですが、ここにジェル製のパッドを乗せると感触は劇的に変わります。厚さについてもこちらはちょうどいい感じです。
こうなってくると、もうこのジェルパッドは手放せないですね。職場のパソコンを使うときにも、このパッドを持って行って使っています。持ち運ぶときの収納場所も、パソコンバッグのインナー脇だけでなく財布を入れるセカンドバッグに入れることがあります。ただ、材質がジェルなだけに少々重い(2個で76g)んですよね。そこはちょっと残念。
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