最近、仕事で初めて会った人たちからこんなことを言われました。「君って田中知事に似てるねぇ」。もちろん、長野県知事・田中康夫氏のことですよね。別々に3人から同じことを言われましたから、きっとそこそこは似ているんでしょうね。有名人に似ていること自体が悪いとは思わないんですが、それとは別の意味で大変ショックを受け、落ち込んでしまいました。…私って、そんなに太ってますか?。これはダイエットしなくちゃ。
もう一つ。昨日・今日の試合から、totoが再開されましたね。久しぶりのtotoと言うことで気合いを込めて臨んだのですが、昨日の試合が終了した時点で既に6試合の予想を外して白旗を揚げました。ちょっと間が空いたので、あまり的中できなかったこれまでの流れが変わるかな?という期待も持っていたんですが…やっぱりダメなものはダメです。そろそろtotoは引退した方がいいんでしょうか?
6月の第3日曜日は父の日です。5月の第2日曜日の母の日に比べると、どうも父の日は目立たないことが多いような気がします。このままではちょっとかわいそうです。前に母の日について採り上げた責任もありますし、今日は父の日について触れておくことにしましょう。
父の日の起源は、1910年代にまでさかのぼります。アメリカで母の日が制定されたことを知ったある女性が、「父の日も作って欲しい」と運動を始めたそうです。1916年には、既に「Father’s Day」というものが社会的に認知されていたようです。この女性の父親は、男手一つで6人の子供たちを育て上げたのだとか。たいしたお父さんです。
実は、今回調べてみるまで父の日の由来についてはよく知らなくて、母の日に便乗して小売業界が仕掛けたイベントなんじゃないか?と思っていたのですが、実は母の日と同じくらいの歴史がちゃんとあったんですね。何だか申し訳なくなってしまいました。ちなみに、アメリカで母の日が国民の祝日として定められたのは1914年、父の日は1972年だったそうです。一般的な認知度はともかく、祝日としての歴史は「母」の方がずっと長いわけですね。
父の日が母の日に比べてもう一つメジャーになりきれない(と私は思っているんですが)理由の一つに、母の日のカーネーションのような象徴となる贈り物が確立していないことがあると思います。バラの花を贈るという話もあるんですが、少なくともカーネーションほどの認知度はありませんよね。どちらにしても、時期が近づくとあらゆる商品が母の日向け、父の日向けに売り出されますから、実はあまり関係ないのかも…という気もしますが。バレンタインデーにホワイトデー、敬老の日と対になる形で日本百貨店協会が制定した「孫の日」(10月の第3日曜日なんだそうです)…イベントに乗った商売も非常に熱心ですよね。
実は、日本で父の日がメジャーになれないもっと大きな原因は、「父の日」以前に「父」の存在感が家庭内で薄いことではないでしょうか。父親は、家族の生活を守るために毎日一生懸命仕事をしているはずなんですが…。私の家の場合も、父親はほとんど家にいなかったので、母の日と比べると父の日はそれほど意識していなかった…というのが正直なところです。でも、母の日の場合も同じことなんですが、自分をこの世に生み出してくれた両親に対して感謝する気持ちは、こうした記念日とは関係なく大切にするべきことだと考えています。
父の日というイベントを通して、「新しい父親像の構築と父権の回復・再認識」を目指す「日本ファーザーズ・デイ委員会」なる団体もあるようです。発起人が「日本メンズファッション協会」というところに、ちょっとした胡散臭さは感じますけどね。それこそ、いかにも紳士服飾製品の需要開拓のためみたいな気がしてしまって…。
コメントを残す