今週のtotoはお休み。来週の試合分は昨日から販売されていますけどね。ちなみに、前回のtotoは私の予想に反して意外に平凡な配当額になりました。母が3等を的中させて喜んでいましたが、配当額は2,000円少々。自分が的中できたときには、他の人にも簡単に的中できているんでしょうね。当たる時なんてそんなものです。
…と、それはともかく今回の本題。昨日から、プロ野球のパ・リーグが開幕しました。今年は、パ・リーグがセ・リーグよりも1週間早く開幕しています。元々セ・リーグに比べると注目度が低い上に、スター選手であるイチローをメジャーリーグに奪われてしまったパ・リーグは、人気稼ぎに必死です。そのための一つの策がこの「一足先に開幕」。先に公式戦が始まれば、少しは注目してもらえる…と期待したのでしょう。
ところが、ことはそう簡単に運ばないものです。関東地区ではテレビ中継が行われたようですが、静岡県内の地上テレビ放送で昨日見られたプロ野球の試合は、オープン戦の読売ジャイアンツ×ヤクルトスワローズ戦ただ一つ。東海地区では、横浜ベイスターズ×中日ドラゴンズ戦も中継されていましたね。どちらにしても、これではパ・リーグが何のために急いで開幕したのかわかりません。キャンプの開始はセ・リーグと同じ2月1日。これまでよりも1週間早い開幕に合わせて体調を整える選手の皆さんも大変だったと思うんですよね。何だかかわいそうです。まあ、私の家ではCS放送のスカイパーフェクTV!を導入しているので、パ・リーグの公式戦は全てテレビ中継で観戦することが出来るのですが。
かつて「人気のセ・実力のパ」と言われた時期もありました。しかし、オールスターゲームでセ・リーグが連勝を続けているように、今や「人気のセ・実力もセ」になりつつあります。根底には、人気で勝るセ・リーグに優秀な選手が集まっていったという事情があったと思うのですが…。
しかし、一方でパ・リーグにもセ・リーグに負けないくらい強烈な個性を持った優れた選手がいるのは確かです。パ・リーグでは、こうした選手たちを積極的に宣伝していき、特定選手同士、あるいは特定チーム同士の「平成の名勝負」を演出して行こうというつもりのようです。いろいろと演出を考えるのも悪くありませんが、一番大事なのは試合そのものがどれだけ面白く盛り上がるのかではないかな…と思います。
昨日の試合では、昨シーズンは下位に沈んだ3チームが揃って勝利しましたね。たった1試合の結果だけで140試合にも及ぶリーグ戦の結果を予想するのはあまりに早すぎますが、これらの結果は混戦のリーグを予感させます。見ていて楽しい試合を、そして最後まで行方のわからない白熱したシーズンを期待したいと思います。
ところで、今日からは春のセンバツ高校野球も始まります。去年に続き今年も静岡県からの出場校は無し。寂しい限りです。入場行進曲は「TSUNAMI(サザンオールスターズ)」と「ビートルズメドレー」。「TSUNAMI」はなかなか良い選曲だと思いましたが、どうしてわざわざビートルズを付けなくてはならなかったんでしょうね?。どうも腑に落ちません。選考委員にビートルズの熱狂的なファンがいただけのことなんでしょうけど。
今年から、「21世紀枠」とやらで2校が特別に選ばれています。「部員不足や自然災害などの困難を克服したチームや、他校の模範となるようなチームなどから選ばれる」のだとか。でも、結局のところは試合で強いチームが勝つわけです。やっぱり高校野球には妙な精神主義がまかり通っていて嫌いですね。
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