大阪国際女子マラソンのテレビ中継をやってますね。スポーツ中継は何でも好きなので結構よく見ています。国民栄誉賞をもらった高橋尚子さんがゲストとして来ています。シドニーオリンピック以来、彼女が走るのを見ていないような気がします。その代わりにいろんなイベントに現れて、テレビや新聞ではよく見かけますが。彼女は、オリンピック後に「取材が多くて練習が出来ない」と話をしていたような気がしますが、大丈夫なんでしょうか?。私の抱いていた心配は、現実になってしまうかも知れません。
今年の冬は、普段は雪が降らないような平野部で良く雪が降っているようです。つい昨日も、東日本では大雪になって、影響は今日までかなり残ったようです。交通機関もかなり乱れていますし、転んで死んでしまう人もいたようですし。
東京あたりでも例年何度か積雪があったりすると思うのですが、元々積雪自体を身近なものとして捉えていないせいか、テレビニュースの映像など見ていると、何年経っても雪が積もると慌ててしまうことは変わらないようですね。まあ、こうした映像は面白い物を狙って撮影されている面もあるので一概に言えないのかも知れませんが。
私の住んでいる静岡県浜松市は、長崎で30数年ぶりの大雪が降った日でさえも雪が降らなかった…というほど雪の降らないところです。市内で雪が積もった記憶を探すのにも苦労してしまうほど。もし積雪があれば、きっと大騒ぎになりますね。
そんな私は、大学生になったときに久しぶりに積雪を体験したのですが、いつも通りに自転車で大学に出かけたら最初の交差点を右折するときにど真ん中で見事にコケてしまい、非常に恥ずかしい思いをしました。幸い、T字路で信号もちゃんと付いていたので、車に轢かれるなどの危険な事態にはならずに済みましたが。
今日は、50台の関連する玉突き衝突事故もあったようです。自転車ばかりでなく、自動車も雪道を走ると当然の事ながら滑ります。これを防ぐための方法にもいろいろありますね。一番一般的なのはタイヤチェーン。比較的安価に入手できて、雪道に近づいたときにタイヤに巻き付ければいいわけですから扱いもお手軽なんですが、この巻き付ける作業が寒いんですよね。そして、 もっと寒いのは取り外す作業。雪のこびりついたチェーンはすっかり冷え切っていますから。
チェーンを装着してしまうと、タイヤ面に凹凸が出来ますから、非常にゆっくり走らなければならないという問題もあります。当然乗り心地も悪くなります。だからこそ取り付け・取り外しの作業が必要なんですよね。仕方ないところなんですが。
一方、もうちょっと本格的に雪道に対応する方法にスタッドレスタイヤがあります。タイヤを丸ごと交換するわけですから、チェーンよりもずっと高価なものですね。しかし、その効果は絶大で、普通のタイヤではとても走れないような道も楽々走ることが出来ます。昨日も、先週もスキー場に出かけるときにかなり雪が多い道を行ったんですが、スタッドレスタイヤを履いた友達の車で行ったお陰で、ついにチェーンの出番は一度もありませんでした。何より良いのは、脱着する必要がないことでしょうね。そのままで高速道路だって走れます。ただ、タイヤの減りが非常に速いので、常用タイヤとしては気分的に使いにくいんですが。
4輪駆動車に乗る…という方法もあります。スタッドレスタイヤとの組み合わせは絶大ですね。しかし、スキー場に向かう道でスリップして止まっている車に、意外に4駆車が多いようです。装備の強力さに安心しすぎて、ついつい油断してしまうんでしょうか?。やっぱり雪道対策の基本は運転技術です。急ハンドル、急加速、急ブレーキ…「急」の付く動作は厳禁ですよね。
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