シドニーオリンピックも、日程の半分少々が終了しましたね。昨日は、女子マラソンで日本期待の高橋尚子選手が期待通りの金メダル。一方、こちらもメダルが期待されていたハンマー投げの室伏広治選手は、決勝には進んだものの9位。開会式の直後にも触れましたが、改めて期待通りに活躍することの難しさを感じましたね。日本国内でも何だか別のことで大騒ぎをしているようですが、その話には今は触れる気分ではないのでまた改めて。
先週・9月22日からWindows Millenium Edition(以下「Windows Me」)という新しいOSが巷に登場しました。厳密にはその1週間前からパソコンに組み込まれた状態で出荷が始まっていましたから、この「登場」というのは箱入りの製品としてということになるんですけどね。
今回は、特別優待パッケージの販売が「9月22日の午後4時から」ということになったので、深夜0時に店頭に並ぶという恒例の行事はなくなりました。深夜販売もいろいろ大変ですから、販売店の皆さんは助かったでしょうね。実は、組み込み版(自作機用にも供給されています)の発売になった15日には深夜販売が決行されたようです。世の中には物好きな人が意外にたくさんいます。
Weekly SSKでも、Windows系列の新OSについて何度か取り上げてきましたが、今回のWindows Meについてはどうも興味が起きませんでした。その原因は、やはり乗り換えるメリットが感じられなかったから。
Windows Meは、Windows 98→Windows 98 Second Editionと続いてきたWindows 9x系列直系の後継OSです。2月にWindows 2000が登場したときは、Windows 2000がWindows 9xの直系の後継OSではない…ということが混乱を呼んだようですが、今回はそんな心配はありません。
現在、私は仕事にも使うノートパソコン用のメインOSとしてWindows 2000を、デスクトップでは周辺機器のドライバ供給の問題で主にWindows 98 Second Editionを使っています。WindowsNT系列であるWindows 2000側から見ると、Windows Meに切り替えることはパフォーマンスの低下するバージョンダウンになります。一方、 Windows 98 SEの側から見ると、Meへのバージョンアップはドライバが動作しなくなる可能性がある(基本的にはWinodws98用のドライバが使えることが多いようですが)ので得策ではありません。自作機の各パーツのドライバはまだ調べていませんが、Let’s noteについては今Meをインストールしても使えない機能がいくつか出てくることが松下電器のLet’s noteホームページで公開されていますしね。つまり、どちらから見てもMeは必要とは感じなかったわけです。
そんな判断で、私はWindows Meを購入していません。今後もおそらく購入することはないと思います。現在の予定だとMeは最後のWindows 9x直系OSで、来年には出てくるWindows 2000の後継Windowsで全てのWindowsはカバーされるはずですし。まあ、「予定は未定」で、未来の事なんて誰にもわからないんですが。Windows.NETなどという訳の分からない話も出てきているようですし。
そんな現状を反映したのか、販売店で行われた記念イベントやキャンペーンも、私が見た感じではもう一つ振るわないようです。もちろん、新規にパソコンを買う場合なら、Me組み込み済みのモデルはいい選択肢だと思いますけどね。システムファイル保護が強化されていたり、動画編集ソフトが標準装備されていたりして、これまでよりも便利になったことは確かだと思いますから。
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