2000年9月28日(木)
行程
船中~小樽港~小樽泊
走行距離
1.8km(通算234.3km)
※地図の複製は禁止します。
揺れる、揺れる~っ…
私たちの今回乗った新日本海フェリーは、その名の通り日本海を航行していきます。この航路は超高速線が就航する前に利用したことがあり、そのときは30時間弱の楽しい船旅を満喫しました。そのイメージを持ったまま今回も乗り込んだのですが、今回は決定的に違うところがありました。それは天候。風が強く、当然ながら波も高く船はかなり揺れました。高速船のスリムなデザインがさらに影響したのかどうかは良く分からないんですけどね。元々日本海は夏は穏やかだが冬は荒れる…と言われます。その辺りを考慮していなかったのも迂闊だったかも知れません。
揺れる船につきものなのは船酔いですね。夜が明けるまでは揺れもそれほどひどいものではなく、比較的すっきりした朝を迎えました。ところが、朝食を食べた辺りから雲行きが怪しくなってきたんです。…いえ、天気自体は決して悪くなかったんですが。最初に母がダウン。その後私も気分が悪くなって、何とかトイレまで駆け込みました。
自動車酔いと違い、船酔いの場合はどんなに気分が悪くてもすぐに船から下りるわけには行きません。仕方がないので、その後は酔い止めの薬を飲むとき以外一度も部屋のベッドから離れることなく(船旅に慣れていない母が一緒なので、ベッドのある1等客室をとったんです)、船が小樽に着くのを待ち続けました。テレビではオリンピックの中継が続いていましたが、何が行われていたのか記憶にありません。この日の船の揺れは特にひどく、レストランも昼食時間には営業されませんでした。
ようやく北海道上陸
船は通常の航路よりも沿岸に進路を取り、揺れを避けながら航行。それでもほぼ定刻の夜8時半に小樽港に到着しました。さすがに夜も遅いので、この日は特に観光などする事もなく宿に直行しました。まあ、それ以前に船内で体力を消耗してしまいましたから、何か予定していたとしても行動する気にならなかったでしょうね。小樽での宿は、有名な景観を持つ小樽運河に面した洒落たホテルでした。でも、ホテルの雰囲気を味わう以前に足が地に着いている安心感をしみじみと感じていました。
Mobile Check!
この日のメールチェックは小樽のホテルの部屋で行いました。ここではPCカード型H”端末を使うことが出来ました。電波状況も良好、もちろん通信速度は64kbps。やはり都市部でのモバイルライフにはPHSが便利です。
H”の使える日は、Web上の各ホームページの更新状況も合わせてチェックしました。ちなみに、この日のWebチェックでCF-B5R用のWindows2000対応キットが公開されている…との情報を得ました。しかし、さすがに通信コストの高いH”で10MB以上のファイルをダウンロードする気にはなりませんでした。実は「高い」とは言っても70秒で10円のH”は公衆電話と大差ないのですが。
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