近頃巷に流行るもの
近頃巷に流行るもの…といえば、いわゆるIT革命の中でよく見かけるようになったものに「i」と「e」の文字があります。「i」はinternetやinformation、「e」はelectronic(「電子の」)から出ているのだと思うんですが、何故かどちらも小文字で書かれていることが多いですね。
「e」はe-mailを始めとしてあまりに多くのところに出ていますのでここでは列挙しませんが、「i」を爆発的にヒットさせた立役者は、Apple社のパソコン「iMac」とNTTドコモのインターネットを活用した携帯電話向け情報サービス「iモード」である…と言うのは皆さんも異論のないところだと思います。iMacはその素晴らしい独特のデザインで売上を伸ばしましたし、iモードに至っては今や利用者が1,000万人を超え、日本のインターネット利用の最大派閥です。
iモードでインターネット
iモードの売りの一つは、あらかじめ用意された情報サービスだけでなく、個人で作ったホームページも見られること。いわゆる「勝手サイト」は、今や1万数千にも及ぶとか。
ただ、困ったことに普通のホームページの多くはiモードでは正しく見ることが出来ません。試しにSSK Worldの表紙ページを見てみると、iモード端末では全く文字が読めない(文字コードはShift-JISしか使えません)ばかりか、画像もほとんど読めずに「容量オーバーです」(画像も含めて5KB以内だそうです)と言うことになります。つまり、「SSK World for i-mode」を作るとしたら、iモードのために新しく作らなくてはならない…ということ。
携帯電話版SSK Worldで公開してみたいコンテンツの中に、着信音のメロディがあるんですが、これをホームページからiモード端末にダウンロードさせるための方法がわかってきました。と言っても、結局のところ専用フォーマットのファイルを作成するだけなんですが、このファイルを作るためのソフトウェアがいくつか登場しています。私の作った曲を3?4重和音にアレンジすれば、皆さんのiモード対応の携帯電話で聴いてもらうことが出来そうです。
というわけで、ただ今「SSK World for i-mode」公開に向けて研究中です。ちなみに、J-SkyWebでも同様の事が出来そうなので、並行していろいろ考えてみたいと思います。前から携帯電話用のホームページについてはいろいろと気になっていましたし。
公開するだけでは、ねぇ
「SSK World for i-mode」を公開するとなると、自分でもiモードが使える端末が欲しくなってきます。一番の目的はもちろん動作確認のため。別にそれ以上の差し迫った必要性があるわけでもないんですが、iモード端末を手に入れたらいろいろ利用はしてみたいですね。それに、せっかく自分で作る着信音ですから自分で使いたいですしね。手持ちのDoCoMo端末も2年近く使っています。そろそろ交換してもいい頃でしょう。
ところで、それとは別に、私は前からデータ通信のためにPHSの購入を検討していました。iモードもPHSも手に入れる…ということを考えたとき、忘れてはならない選択肢が一つあります。それは、1台でiモードもPHSも使えてしまうとんでもないマルチ端末・スーパードッチーモです。現在3機種が巷に出ていますが、もし私が買うのならN821iでしょうか。理由は、定番の折り畳みフォルムや広い表示画面ももちろんそうなんですが、最大の決め手はライバル・SH821iがシャープ製であること(笑)。
いろいろ考えたんですが、携帯・PHSのモード切り替え操作が煩雑そうなこと、同時待ち受けは出来るが同時接続は出来ない(パソコンでネット接続中でも電話を発信したりiモードを使いたくなったりする事態はあり得るわけで…)ことが決め手になって、「スーパードッチーモ案」は却下されました。決して悪い機械ではないんですけどね。
こうして、ひとまず自分の携帯電話のiモード化は先延ばしになったわけです。
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